★☆Passenger *minami*☆★

宝塚OG*71期生の真琴つばささんが大好きです。真琴つばささんのことを中心に私の日常も綴ります。

☆diary☆喜劇『なにわ夫婦八景』を終えて④

前回、長くなったので~!と
ブログを終えましたが、
何を書くつもりで終えたのか
分からなくなってしまいました。(;^_^A

書くネタには事欠かないので
まだまだ、何でも書けるのですが
逆にそれが
落とし所を見失うことに繋がるんですね。
どうしたもんかな… (@_@;)

全体的なことを書いていくと…
この作品『なにわ夫婦八景』ですが、
ご覧になった皆さまはどう感じたのかな…
私は、初見でめちゃくちゃビックリしたので
2回目からの観劇は覚悟して臨めたのですが
…って
まるで修行のような観劇ですね~!(;^_^A
なんか…
マミさん(真琴つばささん)の出演している舞台は
何度もリピート観劇するのですが
毎回、純粋に観劇だけを楽しめないんです。
マミさんを中心に追っているからなのかもしれませんが
楽しいと思う気持ちもありますが
観劇後は、めちゃくちゃ疲れる… (@_@;)
それが今回の公演はさらに疲れましたね~。
でも、もうそれは
宝塚時代からずっとですから
今に始まったことではないのです。
しかし、それにも増して
今回の舞台は…
崖から突き落とした可愛い我が子が
その崖を必死に這い上がってくる姿を
崖の上から祈りつつ見守っている
母ライオンの心境もありました。σ(≧ω≦*)
もしかしたら私は
前世はライオンだったのかもしれません。(@_@;)

最初はね、この『なにわ夫婦八景』は
誰が主役かもまったく分からない舞台で
各場面ごとに主役が変わるショートストーリーが
組合わさったような感覚がありました。
なので、オムニバス形式のような~と書いたのですが…
これはいったい…
これで良いのだろうか?と疑問でした。
ドタバタの喜劇というにも
人情味溢れる芝居というにも
どちらも中途半端な印象でした… 。
で、やはり舞台は、
お客様も共演者なんですよね。
客席の反応があって
初めて作品として成立する。
そのためには、
お客様に受け入れてもらう必要があるんですね。
たぶん、マミさんが常に意識していたのは
そこなんだろうな… というのは感じていました。
でも、どうして良いのかまったく分からない… と。
そんな感じだったのかな…

しかし、マミさんが変わると
どんどん芝居が面白くなってきたんです。
そして、皆がどんどんレベルアップしました。
ここが生の舞台を観る醍醐味でもあります。
最初の桜花昇ぼるさんが演じる勝浦千浪さんとの場面で
駒ひかるは、
やりたいことをやって 言いたいことを言う。という、
そんなブレのない、
芯のしっかりした信念をもつ女性であるということが
はっきりと描かれました。
ここが、とても重要なポイントで、
この絹子(ひかる)の信念が
最初から最後の71才の絹子の場面まで、
一貫性を持って存在していること。
すなわちそれが、
この作品の軸となる部分です。
その軸が、しっかりと見えてきたとき…
芝居が変わったな~!と感じました。
マミさんが主役の役割をしっかりと担うことで、
皆が変わる。
この、作品作りの基本的なところを
目の当たりにできたことが
とても嬉しかったです。
皆がチームの一員として動き始めたと感じたとき
作品そのものの輝きがさらに増していく。
そんなことも感じることができた作品でした。

この作品を通して
いちばん悩み苦しみ、足掻いて、もがいたのは
マミさんでした。
だけど、見違えるほど
いちばん成長したのもマミさんでしたね。
マミさんのプロ根性は
本当に素晴らしかったなぁ~!!!

だけどさぁ…
みんなさぁ、上手すぎだよね~!
しかも…
関西のスターばかりで実力者しかいない。
で、、
みんな、関西弁が日常語なんだよね。
ハンデありすぎやろ~!!と…
本当はね、思ってました。
でも、マミさんは…
庇護するようなことを言われるより、
頑張れ!出来る!!と、
言って欲しいんだろうな… と。
それ以前に、
マミさんは出来る人だと信じていました。
なんか…
振り返ると
本当に16日間しかなかった公演だったのかな…と
思えるんですね。
160日間くらいあったんじゃないかな?って。
そう思ってしまうのは…
それほどマミさんが進化したってことなんです。

自分で自分を磨くのは勿論ですが
共演者の皆様にも磨いていただいて
そして…
関西のお客様に愛されて
『期待』という極上の布で更に磨いていただいて
本当の役者としての第一歩を
踏み出すことができたのかな… と、思います。
これからもどうぞ皆様
マミさんをよろしく… あれっ!?(;^_^A
ちょっと違うよね!
すみませんー!!!m(_ _)m

でも本当に
マミさんのこれからの未来が
楽しみで仕方がないのです!!!(о´∀`о)


ここからは私のとりとめのない雑談ですが…

私さぁ…
マミさんって、
ビジュアル重視のスタイリッシュな芝居よりも
内面重視の繊細な芝居の方が
似合うんじゃないかな… と、思うんです。
勿論!
スタイリッシュでカッコいいマミさんも観たいし
大好きなんだけど…
繊細で優しくて女性らしい可愛さや
芯のしっかりしたストイックなところって、
見た目の派手さはないけど
人の心に触れる芝居に向いているのではないかと。
"真琴"の"琴"は
琴線に触れる… という言葉の"琴"だと思う。
なので、そういう意味でも
今回の作品は、
今までに出会ったことがなかった作品だと思うし、
これから、役者としても
どんどん進化を続けるための課題を
沢山もらえた作品だったのではないかな…と、
思うんですね。
これからの人生に課題があるって
本当に幸せなことだな~!と思うんです。
だって、課題があるということは
まだまだ進化できるってことですから。

ぶっちゃけたことを言うと…
私、この作品は
マミさんが出演していなければ
純粋に興味が持てた作品だったと思うんです。
歌舞伎や古典芸能に
まだまだ初心者ですけれど、とても興味があるからです。
だがしかし…
マミさんが出演となると話は別!!
なんというか…
そこには…
人妻になったマミさんを
まして!お金を払ってまで観たくない!!と思う
私の超ワガママなデリケートさがありました。
自分で"デリケート"言うなー!!( ̄0 ̄)/
…ちゅう話ですけどね。(;^_^A

でも、それって
芝居なのか現実なのか
見分けがつかないほどのリアルが
マミさんの芝居にはあるってことで
決して、悪いことではないんです。
ただ…
あまりにもリアルだということは
その役としてのリアルさに欠けるということ。
この匙加減を覚えないと
"何をやっても真琴つばさだな…"ということに
繋がると思うんです。
なんて、偉そうに言ってますけど… 。(;^_^A
すみません。m(_ _)m

という私の大暴露でした。(*/□\*)

いや… けど…
夫婦ものは…
しばらくは結構です… (*_*)
私の心がもちませんから…


だけど、この作品に
こんなにハマるとは…
夢にも思わなかったなぁ。
マミさんの進化が嬉しくて
公演が始まってからも
チケットを増やしましたから…
あのとき、観ない選択をした私でしたが
マミさんの頑張る姿が見たいと思う気持ちには
勝てませんでした… 。
それもまた愛なんだと思います。

まだまだ書きたいことは尽きませんが
またの機会に~!ということで
『なにわ夫婦八景』語りは
これでひとまず終わりにします。

そうそう!
マミさんもブログを更新されていました。
すでにご覧になった方が多いとは思いますが…


と、、終わると言いながら
もう一つだけ… f(^_^;

なんか…
本当にコテコテの関西芝居でしたが…
中日を過ぎた辺りかな~
なんとなくそこに
マミさんの持つ温もりを感じたんです。
絹子の話す品のある、ふんわりとした関西弁が
とても心地よくて…
真琴ワールドの優しさと温かさを感じました。
泣きながら笑える台詞の絶妙さと
優しさと愛に包まれた温かさ…
そこに、新しいスタイルの舞台を感じたときに
マミさんの作り上げた絹子が
独自の存在感をもって、
さらに輝き始めたのだと思いました。

最初はあんなに耳障りだった絹子の関西弁でしたが、
今では心地よい子守唄のように
いつも私の耳元で語りかける絹子がいます。
で、ここは頑張りどころだな!と思うときには
"この勝負には負けられまへんのや!!"と、
叱咤激励してくれる絹子が現れます。
愛しくてたまりませんね、絹子もまた… 。
お陰で… 
未だに、絹子のイントネーションが抜けず
"ありがとうございますぅ~!"と
絹子言葉で返してしまう私です。

長々とお付き合いいただきまして
本当にありがとうございました!!!(^з^)-☆

週末は…
大好きな『Life is Songs !』だー!!! \(^o^)/

どんなマミさんに逢えるのかな~!!!o(*゚∀゚*)o
久しぶりに
牧勢 海さんが率いる下級生チームの皆様にも会えるのが
めちゃめちゃ嬉しいです!!!o(*゚∀゚*)o

さらにグレードアップしたステージを
期待しています!!!
そう…
この『Life is Songs !』は
2020年も続投が決まったんですよね~!!\(^o^)/
週末の八王子公演は
2020年、第1回目の公演となりますが
昨年発表されたスケジュールで見ると
公演の最終地でもあります。
なので、ここは区切りとして
これまでの集大成となるステージになるのかな…

どちらにしても楽しみです。o(*゚∀゚*)o


ではまた~!



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再演してほしいなー!! 勿論!マミ絹子でね~!!