★☆Passenger *minami*☆★

宝塚OG*71期生の真琴つばささんが大好きです。真琴つばささんのことを中心に私の日常も綴ります。

☆diary☆宝塚と上司とクラスター感染

昨日、上司が言いました。

ちょっとー!!宝塚!!
何考えてるん?
この時期に公演再開ってバカじゃない?
もともと宝塚は嫌いだったけど
ますます嫌いになったわー!!!
アンタ!(私に向かって…)
まさか宝塚になんか行ってないよね?
後で行ったのがバレたらどうなるか
わかってるよね?
クビだよ?

アンタのまわりの宝塚関係者にも言っといて!
アホか!と。


はい… 。
これ、嘘のような話ですが
まぎれもなく正真正銘の実話です。

勿論、私はただの宝塚ファンですから
宝塚関係者とは何の繋がりもありません。
当たり前ですけど…

でも、これと似たような事例で悩んでいる人が
どんどん増えているのが実状。

でもね!
このような事がハラスメント行為に繋がると気付けないなんて
本当に残念な人だなと、私は思っています。

上司はしつこいので
わかりましたと言うまでクドクド言います。
なので、冒頭の話も
「わかりました。」と答えました。
ということで、
私は宝塚関係者には言うことはできないので
代わりにブログにすることにしました。
…というのは冗談ですけど。(;^_^A


さて、この話ですが
何が問題なのかというと…
① 問題のすり替えが起きている。
② 課題の分離ができていない。
この2点をそもそも上司が分かっていないということ。
ただそれだけのことなんです。


① 問題のすり替えが起きている。

今回の話の場合だと…
宝塚が嫌いである。という個人の感情と
宝塚の公演再開という事実には
なんの因果関係も相関性もありません。

自分(上司)の中で
こんな時期に公演を再開するなんて許せない。と思うこと。
それが、自身の拘りによる発言であるということに
気付いていない。
さらに踏み込んで言うと…
"宝塚はロクなもんではない"とう
自身の固定観念に基づいた発言であるということです。
" だから○○は~!!( `Д´)/ " と、
根拠もなく決めつけるアレです。

要するに…
自分は宝塚が嫌いである。という考え方を正当化するために
今回の公演再開の事実を使ったということです。


次に…

② 課題の分離ができていない。

前のブログにも書いたように
① 政府の見解と
② それを受けての各団体(または個人)が出した結論と
③ その団体(または個人)の出した結論を
各個人がどう受け止めて、どう判断するのかは
自己責任における自由である。

ということ。
そこを分けて考えないと真実を見失う。

根幹にあるのは"政府の見解"です。
だからこそ、それぞれの団体(または個人)が出した結論は
善悪で評価できないものなのです。

『政府』『団体』『私(個人)』の3つのにカテゴリーにおいて、
ひとつの問題における課題は
(… 今回の場合だとクラスター感染の捉え方)
それぞれであるということ。


良い悪い。好き嫌い。は…
個人の思いであり、感情です。
その感情を持つのは自由。
でも、、、
あくまでもそれは"個人"レベルのこと。
だから、自分はどう行動するのか…
それを決めるのが個人の課題。

団体は(今回の話では『宝塚』)
政府の見解や、団体としての理念や方針など…
他、私たちには分からない数々の問題を総合して判断し
結論を出していくことが課題。
そこには対策も含まれます。


で…

宝塚に行ったらクビ!というものは
個人の見解を押し付けたハラスメントです。

アホか!と言うことも… 。


冗談では済まされないことが起きる。
これもまた
新型コロナ肺炎による弊害なのでしょう。


他者に対する思いやりやモラルが
新型コロナ肺炎の拡大とともに
どんどん欠如していくのではないかと…
懸念しています。



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