★☆Passenger *minami*☆★

宝塚OG*71期生の真琴つばささんが大好きです。真琴つばささんのことを中心に私の日常も綴ります。

☆diary☆あれから…

『ブラックorホワイト?』の千秋楽から10日が過ぎました。
まだ10日しか経っていないのに
もう10日も過ぎてしまったんだなぁ…と思っています。
楽しかったなぁ~!!!
本当に本がめちゃくちゃ良かった!!
面白かったんだよね~!
『笑える』面白さだけではなくて
本当によくできた本でした。
まだまだ余韻に浸っているところもあって
つい先日は…
再演が決まったというを見ました。(;^_^A

そう…
ひとりひとりが一生懸命生きてるところが
とっっても愛しいんだよね~!
書きたいことは沢山あるのに
まとめられそうにないのですが
マミさん(真琴つばささん)が演じた
大徳寺万里については少しでも残しておきたいと思います。

大徳寺万里は、フリーランスのインテリアコーディネーターで
物語の中心となる会社、モダンリフォームの社員ではないんです。
なので、一人だけ立場が違うんですね。
そこがとても面白い反面、
とても難しい役だったのではないかと思います。
この万里の存在感と距離感がすごく難しい。
万里が、いかに多面的に物事を捉えていて
場面ごとに距離感を微妙に変えていけるのかが
作品の鍵になっていたと言っても過言ではありません。
ですが、物凄く難しいけど、
物凄くやりがいのある役だったのではないでしょうか。
"フリーランス"だから見えること。
"フリーランス"だから言えること。
"フリーランス"にしかわからないこと。と…
その特性をとても生かしていました。
そして…
良い家を作りたいと思う仲間の一人でもある。
この二つの側面を常に持っていることが求められました。
俯瞰している立場と仲間としての立場です。
万里だけがこの二つの目を持っていた。
だから、万里だけが全体を見ることができたのです。
そして、橋渡し役になれるのも万里だけでした。
具体的には本社と支店との間、
久保田支店長と倫太郎の間、
久保田支店長と社員の皆さんとの間、
お客様と親方と社員の間… などです。

大徳寺万里に求められる大前提は
社員と同じカラーではなく、溶け込んでいること。

この微妙な距離感!!!
ここが出せないと、大徳寺万里ではない。
また、この距離感をしっかり持っているから
芯がブレないんです。

本当に…
ファンだから言うわけではないのですが
マミさんはこの微妙な距離感を
物凄く的確に出していました。

やっぱりこの人は…
天才なんだ~!!と思いましたよ。
本当に!!!(* ´ ▽ ` *)

とはいえ…
初日はまだまだ…
ちょっと距離感が掴めてなかったかな~?
そこに私は違和感を感じました。
なんか違う…って。
よくよく考えてみると…
大徳寺万里に求められたものは
とてもハードルの高いものだったんだな~と…
しかも、コメディですから
またまたハードルが上がりますよね。
コメディはその場の空気を敏感に捉えらることも重要だけど
それだけではなくて、
しっかりと掘り下げて緻密に計算された理論と
チームワークがとても重要なんだと思います。
一つの笑いを作るために
みんながそれぞれの役割をしっかり果たしていましたよね。
会話のキャッチボールをしながら
その話を受ける人、展開させる人、広げる人…
と、いくつもの役割をみんなで分担して
最後に笑いが起きる。
笑いのセンスも大切だけど
このテンポの良い連携プレイが最も重要。
レシーブ→トス→アタックの繰り返しで、
しかも、このチームの凄いところは
全員がすべての役割ができるところです。

これほど優秀なチームは
なかなかないだろうな~

 
それでは今回はこれで…

と、思いましたが…
そうそう~!
今、話題の映画『人間失格』を観てきました。
『ダイナー』にめちゃくちゃハマッてしまい…
もしかして、
蜷川実花さんの世界観が好きなのかな?と思いましたが
どうやら、、、そのようです。
(…って、分からんのか~!!(;^_^A )
なんか…
この『人間失格』って、過激なシーン…というか
ラブシーンだけがクローズアップされすぎて
作品の真価が伝わっていないように思えました。
なんといいますか…
ワタシも真面目ちゃんなので…
気のきいた言い方ができないのですが、
Hシーンだけを目当てでいくと… 物足りないんじゃないかな。
(Hシーンって… 昭和か!!(;^_^A )
それぞれの女性の生き方に納得できる。
でも、いちばん共感できたのは…
私は奥様でしたね。
この人は本当に、
太宰治のすべてを愛していたんだと思います。
無償の愛を捧げた人でしたね…

では…
おやすみなさい…(*≧∇≦)ノ



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