★☆Passenger *minami*☆★

宝塚OG*71期生の真琴つばささんが大好きです。真琴つばささんのことを中心に私の日常も綴ります。

☆diary☆『ブラックorホワイト?』大徳寺万里

真琴つばささんの演じた大徳寺万里が
大好きすぎる!!!o(*゚∀゚*)o
すでに公演は終わったのだから
大好きすぎました!!!が正しいのかな…

まず、目を引くのは
完璧なスタイルとお衣装です。
これほどまでに、どのお衣装も似合っていた公演は
まぁ~!珍しい!!
それだけでも観劇した甲斐がありました。
髪型も含めたスタイルも完璧すぎるー!!!

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画像はお借りいたしました。
ありがとうございます。m(_ _)m

初日前の囲み取材です。
演舞場の客席入り口前のロビー
なんだか懐かしいなぁ…
ここから進化が始まったんだなぁ…と、
しみじみ。。。

愛原実花さん演じる小松さんの台詞にあるように
ひとりだけ良い服を着ている万里です。(≧▽≦)
しかし、良い服を着ているのには理由があって、
それが万里の仕事への想いと拘りでした。
万里が良い服を着ている理由は…
この人に(家を)任せても大丈夫だと
お客様に安心していただくため。
お洒落で美しいだけではなく、清潔で機能的。
そして末永く誰からも愛される。
万里の姿から受けるイメージは、そんな感じでした。
千秋楽のご挨拶では、真琴つばさに戻ったマミさんが
「ひとりだけ良い服を着ていてすみません。」と仰って
客席からは笑い声が…
本当に万里は、場面ごとにお衣装が変わり、
どれも似合っていて美しく、目立ちました。
なので、万里のお衣装には日付変更線の役割があると
マミさんは思われていたそうです。
なるほど~!!
万里のお衣装が変わるごとに日時が経過している。
物語の流れを一方向に向けていく、
まるで指標のような役割が万里にはあって、
その想いは、場面ごとに変わるお衣装にも
向けられていたんですね…。
なんとも奥深いお話でした。

万里は、冷静沈着で自分の信念をしっかりと持っている。
その反面、困っている人を放っておけないお人好しで
自分のことはそっちのけで他人を助けてしまう。
お客様は勿論だけど、親方のことも社員の皆のことも
倫太郎のことも中本くんのことも
みんな みーんな放っとけない。
それは、人が大好きだから…
しかし、そこが仕事を続けていくには障害になる。
そんな自分も冷静に見ていたから、
他人に振り回されずに仕事だけに没頭できる、
フリーランスの道を選んだのではないかと思いました。
人が大好きな想いは、
自分の仕事に込めていたのではないかな…
だから、久保田支店長のポリシーにも
共感していたのだと思います。
久保田さんは、言い訳だけは上手にならなくて、
少ししか開いていないドアをすり抜けられなかった人でした。
そこが、二人の共通点でもありましたよね。

話は少し逸れますが
大好きな場面は沢山あるのですが
その中の1つは、
先ほどの、ドアをすり抜けられなかったという
万里の台詞がある場面です。
倫太郎と二人で久保田さんを説得しようとするのだけど
なかなか説得できなくて、
万里がショールームのバスタブに入って
親方のことを語る場面。
物語の最初に出てくる親方の行動の謎が
解き明かされるんですね。
そのことが、今回のパワハラ事件を解決へと導く鍵にもなっていました。
その謎が解き明かされたことにも感動するのですが
いちばん感動したのは
万里の人に対する優しさと思いやりの心でした。
考え方が優しいですよね。
あんなに冷静沈着で仕事ができる颯爽とした女性なのに
内面はとても繊細で優しくて不器用なお人好し。
で… 泣き虫。
そんな本当の万里のことを久保田さんは知っていたんですよね。
万里にドアをすり抜けられなかったと言われて
返した言葉、
"大徳寺さんは上手にやっていますよね。
偉いと思ってる。"
この言葉は…
万里のこともずっと見ってきたから言える言葉です。
親方のエピソードを軸に
倫太郎と久保田さんと万里の三人の心が通いあって
氷が溶けていくように
わだかまりがスーッと消えていく場面。
とてもあたたかくて、優しさを沢山いただきました。

ただ、言葉を交わしているだけなのに
ひとりひとりの言葉が
その人にしか言えない言葉になっていて、
その言葉に想いを感じるんです。
そして、物語には実際には登場しない親方ですが
物語の冒頭での、万里と電話でやり取りをしている場面では、
電話の向こう側に親方の存在がありましたよね。
ガラケーを握りしめながら困り顔で
辺りをキョロキョロ見渡している親方。
私が見えた親方は、そんな親方でした。(*^^*)
バスタブの中で万里が語る親方には
誠実で優しい人柄を感じて、
なんだか万里にそっくりだな~!と思いました。
親方は、姿を見せない登場人物として
確かに存在していました。
万里の言葉を通して… 。

物語の中に親方の存在があること。
親方の存在がリアルに感じられなければ
解決へと導く流れは出てきません。


やっぱりマミさんは
役者としても素晴らしい…(* ´ ▽ ` *)

…と、、

オチ、そこ~っ!?(;^_^A


いやいや…
私は真剣にマミさんは素晴らしいと思っています。(*^^*)


。。。では、また~ o(゚▽^)ノ




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