★☆Passenger *minami*☆★

宝塚OG*71期生の真琴つばささんが大好きです。真琴つばささんのことを中心に私の日常も綴ります。

☆diary☆20190626 花組『恋スルARENA 』ライブビューイングを拝見して。

演出と構成にとても興味があった花組公演『恋スルARENA 』。
そのタイトルの大胆さにまず驚いた。
まるで、あの巨大なアリーナを手中に収めたかのような手応えを感じる。
このようなタイトルを堂々と掲げたということは
成功する自信がある。
或いは、成功しないわけがない!という
劇団の自信の表れなのだろうと思った。

そして、あの巨大な箱を2日間押さえた宝塚歌劇団の底力。
これは、劇団とそこに関わるすべてのスタッフ、
すべての生徒が一つになり
たゆまぬ努力を続けてきた結果が実を結んだことであると私は思う。
そして、日本を代表するエンターテイメント集団として
宝塚歌劇団が自ら外の世界へと発信を続けてきたことが
宝塚ファン以外の方にも評価された結果だとも思っている。
あれだけの巨大な箱での公演ともなれば
相当前から着実に準備が進められていたのだろう。
また、劇団の計画性と洞察力が優秀であり、冷静沈着な判断力で
お客様のニーズを的確に把握できていたことも素晴らしい。
例えば、この横アリ公演を最終目標と設定していたとするならば
そこから綿密に逆算し、
どの時期に何をどこまで、どんな形で…と
具体的に細分化した目標を挙げて
生徒も含めたすべてのスタッフが
その一つ一つの目標をクリアできるように
丁寧に関わること。
その礎となるモチベーションの維持と
それぞれの持てる力を見極めて引き出す力。
これらのすべてのスキルが今の劇団にはあるということになる。

いつの間に…
こんなに揺るぎない土台を持つ劇団に進化したのだろうか。
しかし、まだ確立されたものではなく
そこに至るための発展途上の段階で
それに伴う弊害("誤算"というべきか)も生じている感は否めない。
だが、今の宝塚歌劇団の姿勢は、
小林一三先生の想いを、より緻密かつ論理的に再構築し、
具現化されたものになりつつあると私は思う。
斬新かつ革新的なところが清々しくて気持ちいい。
今の時代に合う新鮮さがあるのだが
そこに真面目な姿勢と伝統の重みも感じるのだ。
これが真の宝塚クオリティーである。
それらを十分に理解し、宝塚歌劇団の代表として
あの巨大なステージで
見事なパフォーマンスを魅せた花組生は
本当に素晴らしい。
宝塚歌劇の一ファンとして
ありったけの感謝の気持ちを伝えたい。

皆様はどう思われただろうか…


さて、次回は
花組公演『恋スルARENA 』の内容について
触れていきたいと思います。


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