★☆Passenger *minami*☆★

宝塚OG*71期生の真琴つばささんが大好きです。真琴つばささんのことを中心に私の日常も綴ります。

☆diary☆坂東玉三郎「越路吹雪を歌う『愛の讃歌』」酔いしれました…

8月19日の昭島公演が東京での千秋楽でした。

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ポスター画像は つくば公演のものです。

このコンサート…
私の中では、正式なタイトルも曖昧なまま
東京千秋楽を迎えてしまいました。
公演ポスターもいくつかのパターンがありますが
私はこのポスターが一番好きです。
レイアウトが好みだということもありますが
ポスターの上部に記してある言葉が
一番、心に残るからです。

岩谷時子が紡ぎ、越路吹雪が人の心に届けた名曲。
いま玉三郎が命を吹き込む

この言葉に、名曲に乗せられた愛を語り継ぐ心を感じ、
愛の讃歌』コンサートと呼ぶことにしました。
勝手にですけどね!(;^_^A

このコンサート…
19日が東京千秋楽だったんですね。
まだまだ続く道の途中という気がしていたのですが
残すは11月の大阪狭山公演のみとなりました。
公演本数は10回程度と、少ない公演でしたが
一公演ごとにドラマがあり、
楽しみがあり
また、チーム(玉組)としての成長を一公演ごとに
とても感じるコンサートでした。

玉三郎さんは…
人間年齢でいうと… お幾つなのでしょうね。
少なくともマミさん(真琴つばささん)や
ずんちゃん(姿月あさとさん)よりは年上です。
かなりの大先輩だと思うのですが
心の柔軟性と、学びの感度が物凄く高い方です。
もしかしたら…
マミさん、ずんちゃんよりも
学びの感性が研ぎ澄まされているのでは?と思いました。
これが、人として『一流』ということなんだな… と
玉三郎さんの歌、お言葉から伝わりました。

玉三郎さんの歌は、コンサートを拝見する前は
正直… あまり期待していませんでした。
(というのも、かなり失礼なのですが。。。)
玉三郎さんにとって、歌は専門外という先入観が
私の中にあったからです。
ところが・・・
度肝を抜かれました。

素晴らしいんです!!!

一瞬で引き込まれてしまい、虜になりました。
声の魅力もそうですが
一番惹かれたのは、玉三郎さんの『品格』です。

シャンソンは…
人の人生や生きざまを語るもので
その主人公は女性であることが多いです。
そして、その人生は様々な愛の形で綴られます。
生々しく語られる情愛の言葉も数多く
品格がなければ聞くに耐えがたい。
…と、いうのは私の持論かもしれません。
でも、その私の我儘な想いは
玉三郎さんによって叶えられました。
嫌味や、いやらしさがないんです。
どんな言葉であっても
珠玉に煌めく純粋な愛がそこにある。
もしかしたら…
『品格』というところでは
越路吹雪さんを上回っていたのかも…とも思いました。
玉三郎さんは
現在の歌舞伎界における第一人者と言っても
過言ではないと思います。
しかし、それと同時に
どの世界にも属さない『表現者』です。
だから、歌も専門なんですよね。
表現する手段が変わるだけなのですから。

広島、山口公演のあたりでしたでしょうか…
玉三郎さんのお声の調子が今一つなときがありました。
ですが、その声で、すべてのお客様を魅了されました。
歌うことは、声や技術的なところだけではなく
その歌に命を吹き込むことなんだと
玉三郎さんのお姿から学ばせていただきました。
しかし、、、
この予期せぬ状況は
マミさんにとってもかなり大変なことだったとは思いますが
その苦境を糧にして
すーーーっごい沢山のことを学ばれました。
身内でもなんでもない ただの一ファンがそう言い切るのは
大変おこがましいことですが。。。
その努力が今、とても活かされていて
さらに美しい花へと開花し始めています。
もしも、、、あの玉三郎さんの不調がなかったら
マミさんもここまで沢山の学びはなかったのではないかな…
玉組の二番手として
支えるだけではなく、
寄り添い ときにはカバーしながらもリードして
また一曲ごと、一小節ごとに
全体から見た自分の役割と声を的確に選択しています。
しかも、そのときの状態や客席の雰囲気に合わせてです。
玉三郎さん、ずんちゃんの声を
本当によく聞いています。

素晴らしいでしょう!!?!!?

相手がどう出ようと全部受けとめて
合わせていけるんです。
その引き出しの多さにビックリしますが
たぶん…
コツコツと増やしてきた沢山の引き出しの使い方が
よくわからなかったんじゃないかな、今まで。。。
勿論、今もどんどん引き出しは増え続けていますが
こんな引き出しも持っていたのかー!!!と
毎回、驚きの連続攻撃に遭遇しています。
ま→ ( ・∀・)r鹵~<≪巛;゚Д゚)ノ ←私。

その引き出し… もっと早く出せば良かったのに!!と
少々、ヤキモキしますが
なんか…
そのじれったさが大好きなんだよね…

この人のなかには
まだまだ使われていない『引き出し』という名の財宝が
沢山眠ってるんだな… といつも思います。
やっと!ここまで来たな… と思い、
マミさんのこれからが楽しみで仕方がありません。


この『愛の讃歌』コンサートですが
先にも書きましたが、公演本数は少ないんです。
なのに、今年はずっと携わっているような気持ちになるのは
玉三郎さんも、ずんちゃんも、マミさんも
ひとつの公演が終わる度に
また次の公演を目指して
それぞれが再び努力を始めているからだと思います。
その想いと成果が一公演ごとに
確かな形として現れているのです。
久しぶりにプロフェッショナルだけで作り上げられたステージを観ました。
音のひとつひとつに魂を感じます。
あと一公演しかないのが残念ですが
あと一公演楽しめる機会があることを
幸せに思う私がいます。
そのあとのロスは…… 今は考えたくないですね。(;^_^A
これから約3ヶ月後ですが
どう熟成されるかなぁ・・・

このコンサートの話は語り尽くせません。
年に数回で良いので
ずっとずっとずっと… 続けていただきたい!!と思うのは
私だけではないと思います。
玉三郎さんのおかげで
シャンソンがとても身近になりました。
不思議ですね…

このコンサートでのマミさんの話も
もっともっと書きたいのですが
なかなかそこまで辿り着きません。(;^_^A
次回書くことがあれば
『マミさん編』を意識して書きたいと思います。

だけど…
まだまだ書けていないことが多すぎて。(*_*)
昨夜は『イアリー』第三話再放送を観て
夜中にスカステで『ノバボサ』を観て…
またまた色んな想いが重なりました。
過去から現在、未来へとね。

来月の大手町のイベントは…
またまた抽選だしね~!!!!Σ(×_×;)!
ここを逃したら…
11月まで会えないってことだよね。。。とか
モンモンしまくりです。
あぁ… 欲まみれ。。。(*_*)

当たりとうございまする… (´;ω;`)
何卒何卒… よろしゅうお頼み申します…



では、また~!!(* ^ー゜)ノ




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