★☆Passenger *minami*☆★

宝塚OG*71期生の真琴つばささんが大好きです。真琴つばささんのことを中心に私の日常も綴ります。

☆diary☆愛し愛される街…大阪。2017年ミュージカル『にんじん』大阪公演

演出の栗山民也さんは、
本当に人が好きな方なんだな…と実感しました。

新橋演舞場から始まったミュージカル『にんじん』は
その本質はそのままに
松竹座のミュージカル『にんじん』として
とても新鮮な感動を届けてくれました。
新鮮というよりも、
松竹座版として
新たな『にんじん』を観た!と言う方が相応しい。
その表現が的確で、大阪の地にとても合う。
ギュッと凝縮されていて無駄がないのです。
あの新橋演舞場での千秋楽から
こんなに進化した舞台に出会えたのが奇跡のように思えます。

すでに、明日の開演が待ち遠しい!!!

栗山民也さんは、関西人なのでしょうか?
(多分… 違いますよね)
大阪のお客様をとてもよく分かっていらっしゃる。
緩急のリズムがとてもテンポ良く
エッジの効いた箇所がとても光りました。
コントラストの魅せ方(効かせ方)が、
より鮮明になりましたね。
それと、台詞の言葉がさらに聞きやすくなり
情感の伝え方が分かりやすくなりました。

マミさん(真琴つばささん)のアネットも
最初の第一声から
全然違いました!!!!!
喜怒哀楽がとてもストレートに伝わります。
それだけではなく
繊細で複雑な想いもとても伝わりました。
東京公演のアネットは…
客席の想いと同化しているように思えて
とても近い存在に思えました。
アネットの表情を見て、そうだよね!と
安心できるところがありました。
ところが~!!!
東京公演の最後の方にも少し感じたのですが
アネットが・・・
自由にその想いを表出してきている!!!!!
今日の大阪公演の初日では
それがすごく新鮮で
めちゃめちゃ嬉しかった~!!!!!
アネットは、アネット自身の想いを表出し
客席が、アネットの想いを理解しようとしている。
それが、はっきりと分かりました。
お客様の想いを代弁するという一方向ではなく
アネットは、アネットなりの想いを
お客様に返しています!!!!!

なんて幸せなんだろう。。。


1幕の銀貨が無くなった騒動で
アネットは、フェリックスに対して
怒りをストレートに出していたんです。
それと同時に、
にんじんに対しては哀しみの瞳を見せていました。
東京公演では、多少の心の動きは見えましたが
中立な立場が先行していて
どちらかと言えば、想いを隠しているように見えました。
今日は、たまたまだったのかもしれませんが。
そこに、アネットの想いを分かりたいと思う私がいました。

・・・アネットは、怒りを感じているの…?と。


えぇぇ~っ!!!(*゚Д゚*)
アネット、怒るんだ~!!!

そっかそっか!!!
嘘つきが嫌いなんだ!!!と…


私の目には、そう見えただけなのかもしれません。
でも、なんか…
素直に感情を表してくれるのが嬉しくて。
そこまでストレートに出せるということは
お客様が理解し、受け止めてくれると
信じているからなんだろうな… と思いました。

私たち客席は
アネットを愛し愛されています。


・・・たまらなく眠いので
続きはまた~!(´▽`)






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